昭和21年7月 戦後の日本、郷土復興の施策として、「公民館の設置運営について」という文部次官通牒が各地方長官宛に発せられ、総合的社会教育的施設として公民館が発足することになる。この通牒の中で、公民館の中に図書部を置くことが提起された。
昭和23年 鮎原村で公民館が設置された。昭和26年広石村、他も同じころに設置された。各公民館には図書コーナーが設けられた。
昭和27年 淡路に、兵庫県の移動図書館「第二文鳥号」が配属され、巡回文庫活動が始まった。それにより住民の読書欲が格段に高まった。
昭和31年9月 五色町が誕生。時代の進展により公民館活動の地域社会生活の振興に果たす役割が増大、図書・読書活動等も徐々に充実していった。
昭和52年 町民センターが建設され、五色町中央公民館が発足する。それに伴い各地区公民館に設置されていた公民館図書を持ち寄り、一か所に集めて中央公民館図書室を設置した(五色図書館の前進である)。
平成10年11月 情報技術の進化とともに地域住民から、生涯教育施設としての図書館建設の要望が高まり、署名運動が展開される。そして、「五色町によい図書館を作る会」が中心になり、五色町長と議会あて署名と要望書が提出される。
平成11年12月 図書館建設検討委員会が発足する。
平成12年6月 図書館建設設計プロポーザルを実施、鮎原公民館を併設した複合施設として建設することを決定する。
平成12年7月 図書館蔵書構成委員会が発足、資料選定に当たる。
平成13年4月 図書館準備室を設置、兵庫県立図書館より室長の派遣を受け、本格的準備に入る。
平成13年6月 工事入札。
平成14年3月 工事完成。
平成14年7月 竣工式を挙行。五色町立図書館を開館する。
平成18年2月 市町合併により洲本市立五色図書館となる。

 図書館のめざすもの


  1 だれもが気軽に立ち寄れる図書館
  2 人に優しい出会いの場を持つ図書館
  3 借りる図書館から過ごす図書館
  4 生涯学習の拠点としての図書館


 えるる五色・・・名前の由来

  住民より公募しました。

   小さな子どもから高齢者まで、末永く( L ong)愛され( L ove)、様々な情報や知識を 得る ことができるよ
 うに、との願いが込められています。
   頭文字の "L""得る" の組み合わせと、語感の良さからえるる五色の愛称が選ばれました。


 シンボルマーク
 住民より公募しました。
 
   本を読んでいるうさぎの周りに梅の花びらをあしらっています。梅の花は、
  学問の神様として崇められる菅原道真公(鮎原河上神社天満宮に祭られて
  いる)が、愛した花です。

    『東風吹かば においおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ』
   菅原公御神詠の歌



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